マリオット 来年のステータスはアンバサダーを除きソフトランディングはない模様

ホテルなどの会員ステータスでは、ソフトランディングという制度が採用されているところもあります。

ソフトランディングとはステータスの要件を満たしていなくても一段階ずつステータスを下げるというものです。

以下、マリオットのステータスでソフトランディングを簡単に説明します。

マリオットの会員は6段階に分かれて、1年間の宿泊実績や年間利用額で翌年のステータスが決定されます。

エリート    :0~9泊
シルバーエリート:10~24泊
ゴールドエリート:25~49泊
プラチナエリート:50~74泊
チタンエリート :75泊以上
アンバサダーエリート:100泊以上+年間利用額20,000米ドル以上

昨年75泊以上していれば75泊達成時点からチタンエリートとなり、次の年(今年)もチタンエリートとなります。

この状態で仮に今年の宿泊実績が30泊の場合、通常であれば来年は2段階下のゴールドエリートになるところを、ソフトランディングがあればチタンの一段階下のプラチナエリートになる、というものです。

マリオットはかつてはソフトランディングを採用していたようですが、現在は表向きは採用していない状態です(直近はコロナの関係でステータス延長が続いていましたが。)

で、2023年のステータスに関してマリオットのサイトに情報が出ていました。

目次

アンバサダーはソフトランディングとなる

マリオットのサイトには、アンバサダーエリートはソフトランディングになることが書かれています。

原文
We are pleased to offer Titanium Elite status to our current Ambassador Elite members who do not achieve the 2022 published criteria to maintain Ambassador Elite status.

Google翻訳
アンバサダー エリート ステータスを維持するために 2022 年に公開された基準を満たしていない現在のアンバサダー エリート メンバーに、チタン エリート ステータスを提供できることを嬉しく思います。

ということで内容を読む限りアンバサダーは宿泊実績に依らずチタンエリートになるようです。

アンバサダーは宿泊実績に加えて年間利用金額の達成も必要なステータスなので、やはり優遇されていますね。

それ以外のステータスはおそらくソフトランディングはない

しかし、それ以外のステータスについては以下のように書かれています。

原文
As part of Marriott Bonvoy’s annual business processing, all other Elite Members with a status expiration date of February 2023 that did not achieve a higher Elite Status or renew their existing Elite Status during 2022 will be downgraded in early March 2023.

Google翻訳
Marriott Bonvoy の年間業務処理の一環として、ステータスの有効期限が 2023 年 2 月で、2022 年中により高いエリート ステータスを達成しなかった、または既存のエリート ステータスを更新しなかった他のすべてのエリート会員は、2023 年 3 月初旬にダウングレードされます。

そのまま読めば、チタンエリート以下は今年の宿泊実績をベースに来年のステータス判定する(のでソフトランディングはない)よ、という意味になるかと思います。

ソフトランディングがあると今年チタンエリートなら来年プラチナエリートになれますが、残念ながらその線はなさそうということになります。また、この話が書いてある以上ステータス延長も来年はないということだと思います。

以上のことから、今年そこそこの宿泊実績がある方は50泊までは達成して来年のプラチナエリートを維持しておく方が良さそうですね。

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