マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードの魅力とは? 大人気のホテル系クレカを徹底解説。

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードは年会費が49,500円と高額にも関わらず、人気のクレジットカードです。

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードはマリオット系列のホテルに宿泊するなら最強のクレジットカード、旅行好きの方なら必携とも言えるカードです。

本記事は実際にマリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードを使って体感したメリット・デメリットについて分かりやすく解説します。

目次

マリオットアメックスの基本スペック&主要な特典

マリオットアメックスは一般カードとプレミアムカードの二種類ラインナップがありますが、ここでは特典内容に優れるプレミアムカードの方について紹介します。

  • 年会費:49,500円(税込)
  • ポイント還元:利用額に応じてマリオットのポイントが還元される
  • ポイント還元率:3%(マリオット系列のホテルでの支払いは6%)
  • 家族カード1枚まで無料で発行可
  • マリオットボンヴォイ ゴールドエリートの資格が自動付帯
  • 毎年マリオットボンヴォイの15泊分の宿泊実績が付帯
  • 年間150万円以上のカード利用で無料宿泊特典が得られる
  • 国内のホテルレストランで15%OFF(2022年末で終了)
  • 年間400万円以上のカード利用でマリオットボンヴォイ プラチナエリートの資格が付与される
  • 国内の主要空港のラウンジが利用可
  • 旅行傷害保険(利用付帯)

年会費が高いだけあって、マリオットのホテルの優待以外の部分もゴールドカードクラスの特典が付帯しています

なお、一般カードとプレミアムカードの比較についてですが、プレミアムカードの方が圧倒的に良いため、一般カードを発行するぐらいならプレミアムカードを発行した方が良いです。

マリオットアメックスのメリット

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードは様々な魅力がありますが、保有することで得られる大きなメリットは以下の4点です。

  • 保有だけで自動付帯するマリオットのゴールドエリート
  • 年間150万円以上のカード利用での無料宿泊特典
  • マリオット系列のホテル利用料金の支払いで6%還元
  • 国内のホテルレストランで15%OFF

この4点を使いこなすことができれば、マリオットアメックスを保有する価値が十分にあります。

これらのメリットについて詳しく紹介します。

マリオットゴールドエリートのメリット

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードは保有するだけでマリオットゴールドエリートのステータスが自動的に付帯します。

本来マリオットゴールドエリートを獲得するには年間25泊の宿泊実績が必要であり、相応の特典が用意されています。

マリオットゴールドのメリットは大まかに以下の4点です。

  • お部屋のアップグレード
  • 14時までのレイトチェックアウト
  • 25%のボーナスポイント

カード保有だけで獲得できるステータスとしては破格です。

レイトチェックアウトとお部屋のアップグレードはホテルを利用する上では非常にうれしい特典です。

またエリートボーナスにより宿泊で獲得できるポイントも増加します。

ゴールドエリートではスイートへのアップグレードはありませんが、高層階や広い部屋のアップグレードはあります。

またゴールドより上のプラチナエリートになるとスイートへのアップグレードもあります。

HOTEL THE MITSUI KYOTO ガーデンルーム

カード更新時の無料宿泊特典は年会費をペイできる

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードは年間150万円以上利用することで50,000ポイントまでの宿泊と交換できる無料宿泊特典が獲得できます。

また、手持ちのポイントをすることで最大65,000ポイントの宿泊まで利用できるようになっています。

50,000ポイントの宿泊はどんなホテルに宿泊できるかというと、、、

  • 東京マリオットホテル
  • ザ・プリンスさくらタワー東京 オートグラフクレクション
  • JWマリオットホテル奈良
  • 大阪マリオット都ホテル
  • ウェスティン都ホテル京都
ザ・プリンスさくらタワー東京 オートグラフクレクション

これ以外にも日程はやや限られるもののポイント追加をすれば、

  • ウェスティンホテル東京
  • シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
  • メズム東京、オートグラフコレクション
  • ザ・リッツ・カールトン大阪
ザ・リッツ・カールトン大阪

といったホテルに宿泊できます。

日程やホテルにもよりますが、一泊5万円以上のホテルが多いです。

特にマリオットのポイントの宿泊は基本的にブラックアウト日がなく、非常に使いやすい点も重要です。

私自身も一泊5万円以上する日程でマリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードの無料宿泊特典を使っています。

年会費49,500円ですが、この特典だけを獲得すれば元は取れるようになっています。

ポイント還元率も通常3%、マリオットのホテルなら6%と高水準

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードの通常のカード利用で100円につき3ポイントが還元されます。

還元されるポイントはマリオットボンヴォイのポイントです。

つまり、通常のカード利用で3%のポイント還元率があります。

また、マリオット系列のホテルでは通常の3%の還元に加えて、+3%のポイント還元があり、6%の還元率になります

マリオットの宿泊した場合は、宿泊代金に対するポイント付与もあるので合わせるとさらに高い還元率になります。

ポイントは宿泊に交換できるので、うまく有償宿泊とポイント宿泊を使い分けることで費用を抑えながら色々なホテルに宿泊が可能になります。

マリオットボンヴォイのポイントの有効期限
マリオットのポイントの有効期限は2年です。ただし、ポイントの獲得や利用があった場合は全ポイントがそこから2年に延長されます。このため、マリオットアメックスで決済を続けていれば実質ポイント有効期限はありません。マイレージなどでは獲得から有効期限が決まっているものもありますが、マリオットのポイントは有効期限をほぼ気にせずに貯めることが可能です。

2022年末に終了国内のマリオット系列のレストランで15%OFF

マリオットアメックスプレミアムカードでの国内のレストラン割引の特典は2022年12月31日で終了しました。

マリオットアメックスプレミアムカードを保有していると、国内のレストランやバーで15%の割引を受けられます。

対象となるレストラン・バーはマリオットのページで紹介されています。

精算時にカード呈示で割引を受けられます。

ホテルのレストランを利用するだけでも割引が受けられるのは大きなメリットと言えます。

HOTEL THE MITSUI KYOTO イタリア料理 FORNI

貯めたポイントは宿泊特典に交換できる

マリオットアメックスの利用などで貯めたポイントはマリオット系列のホテルの宿泊に交換できます。

宿泊に必要なポイント数は変動制になっており、ホテルや日程によって異なっています。

マリオットのサイトにて必要なポイント数を確認する必要があります。

例えば、リッツカールトン東京だと9万~10万ポイント前後です。

リッツカールトン大阪だと6万ポイント前後ですね。

このように日程によって必要なポイント数は変動しますし、空室の状況などに応じて変化します。

このため狙っている日程があれば時々確認しておくと少ないポイント数で宿泊できることもあります。

ポイントはマイレージに交換できるメリットもある

マリオットボンヴォイのポイントは多くの航空会社のマイレージにも交換できます。

マリオットのポイントをマイルに交換することで、マイルを使った特典航空券を獲得することも可能です。

マイルに交換できるメリットは陸マイラー(ポイントをマイルに換えて特典航空券などを活用して旅行に行く人)をやっている方からもマリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードが人気になっている理由の一つです。

代表的な航空会社のマイレージとマリオットボンヴォイのポイントの交換比率は以下のようになっています。

航空会社ポイント:マイル
エールフランス3:1
アラスカ航空3:1
ANA3:1
アシアナ航空3:1
ブリティッシュ・エアウェイズ3:1
キャセイパシフィック航空3:1
エミレーツ航空3:1
JAL3:1
大韓航空3:1
ルフトハンザ航空3:1
カンタス航空3:1
シンガポール航空3:1
タイ国際航空3:1
ユナイテッド航空3:1.1

マリオットのポイントとマイレージの交換比率は多くの航空会社で「マリオットポイント:マイレージ=3:1」の交換比率です。

ANAやJALもこの比率で交換可能で、ユナイテッド航空に関しては3:1.1とさらに良い交換比率になっています。

さらに60,000ポイントを一度に交換するとボーナスとして5,000マイルが追加されます(アメリカン航空、デルタ航空、アビアンカ航空ではボーナスマイルの付与は終了)。

このため、60,000ポイント=25,000マイルで交換できます。

マリオットアメックスプレミアムカードのポイント還元率は3%ですが、60,000ポイントを一気に交換すればマイル還元率で1.25%となります。

通常のANAカードやJALカードではマイル還元率は1%のことが多く、マイル還元率からみても優秀なカードです。

マリオット系列のホテルは国内でも急増中

マリオット・インターナショナルは世界最大のホテルチェーンですが、日本国内には数が少ない状況でした。

ですが近年、国内でもマリオット系列が非常に増えてきています。

使えるホテルが多いほどマリオットアメックスプレミアムカードを持つ価値も上がります。

近年のマリオットの国内の開業ラッシュもマリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードの価値を押し上げています。

2021年開業 W大阪

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードのデメリット

マリオットアメックスプレミアムカードのデメリットは年会費です。

49,500円の年会費がかかりますので、ホテルを利用する機会が非常に少なければ大きなデメリットになります。

また、年間150万円以上の利用が見込めない場合は無料宿泊特典が獲得できないため、メリットが小さくなります

他にデメリットを挙げるとするならば、宿泊する際の候補がマリオット系列のホテルに偏ってしまうということがあります。

旅行などでホテルを選ぶ際にマリオット系列のホテルを第一優先で選びがちになってしまいます。

他に良いホテルがあってもマリオットアメックスがあるからちょっと高くてもマリオットのホテルに、、、ということになることもあります。

その辺りはマリオットと他のホテルの上手い使い分けが必要です。

ですが、逆に言うとマリオット系列のホテルに泊まっておけばゴールドエリートの待遇と高いポイント還元率が約束されているので、ホテルを頑張って探す手間は省けます。

個人的にもマリオットアメックスプレミアムカードを使い始めてからはマリオット系列ばかり泊まっていますが、満足しています。

マリオットアメックスプレミアムカードのメリット・デメリットまとめ

マリオットアメックスプレミアムカードについて紹介してきましたが、メリットデメリットを簡単にまとめると以下のようになります。

メリット
・ゴールドカード並みの各種特典
・保有だけで自動付帯するマリオットのゴールドエリート
・年間150万円以上のカード利用での無料宿泊特典
・マリオット系列のホテル利用料金の支払いで6%還元
国内のホテルレストランで15%OFF

デメリット
・年会費が高額
・年間150万円以上のカード利用はないと無料宿泊特典がない
・泊まるホテルがマリオットに偏る

これらのメリット・デメリットを踏まえてカードを発行するか検討しましょう。

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