ANAマイルの有効期限を延長する技としてソラチカカードを利用したメトロ返し(ソラチカ返しとも)があります。
ダイヤモンドメンバーやミリオンマイラーのような特別なケースを除き、ANAマイルの有効期限は通常3年です。
そのため、有効期限までに使えなかったマイルを延命する手法がいくつかあります。
その中でメトロ返しはソラチカカードのポイント交換特典を利用した技です。
有効期限が切れそうなANAマイルをメトポ(旧メトロポイント)に交換し、メトロポイントを再びANAマイルに交換することでANAマイルの有効期限を更新することができます。
ソラチカカードの特典としてANAマイル⇒メトポの交換が1:1で無制限に交換できるのと、メトポ→ANAマイルの交換が1:0.9になります。
ANAマイル⇒メトポ⇒ANAマイルの交換でマイルは1割減るのとメトポ⇒ANAマイルの交換上限が月2万ポイントという弱点はあるものの、ANAマイルを新しく獲得したことになるので有効期限が実質3年延長されます。
メトポの有効期限は加算された年度の翌年度末までのため最大でも2年弱です。そのため、メトポ⇒ANAマイルが月2万ポイントまでという交換上限を加味すると、メトロ返しで期限を延ばせるマイル数も24万~40万マイル程度です。
またメトポに交換したあとは毎月2万ポイントずつANAマイルに戻すという操作を忘れずやる必要があるので注意が必要です。
ANAマイラー的には有名な技ですが、コロナでマイルを使わなかったのもあって今回初めてマイルの有効期限が切れそうになったので、この技を使うことにしました。
しかし、有効期限が7月末ということでギリギリのタイミングでこの技を使ったのですが、一抹の不安を抱えている状況です。
有効期限ギリギリでやると、交換に失敗したときにマイルが失効する
ANAマイルからメトポへの交換は意外と時間がかかります。
ANAのサイトを見ると「お申し込みの約1~2カ月後に、メトポとしてご利用になれます。」と記載されています。
そして交換に失敗した場合はマイルとして戻ってくるのですが、このときにマイルの有効期限が切れているとそのままマイルは失効してしまいます。
お申し込みの際、Tokyo Metro To Me CARD会員情報に不備がある(会員番号が存在しないなど)場合は、お申し込みが無効になります。減算したマイルは約1~2カ月後にお戻しいたします(個別のご連絡はいたしません)。なお、払い戻し手続き時点で有効期限を過ぎているマイルは払い戻しできません。
6月末にANAマイル⇒メトポの交換をしたのですが、まだメトポに着弾していない状況です。
これで交換が成立しなかった場合、ANAマイルは失効し、TheEndになります。
20万マイルくらいを交換したのでこれがすべて失効するとと泣けてきます。。。
メトロ返しは有効期限の3か月前くらいにやった方がいい
ということでメトロ返しによるANAマイルの有効期限延長は期限の切れる3か月くらい前から計画的にやった方が安心です。
メトポの有効期限の関係上、年度始まりに交換する方が有利ですが、ANAマイルの有効期限が差し迫っている場合は正常に交換できるかの確認として一部でもいいので先にメトポとして交換しておく方が良いでしょう。
20万マイルともなると特典航空券で海外も余裕で行けるレベルのマイル数なので、失った時のショックが大きすぎます。。。
ポイ活、陸マイラーは計画的なポイント、マイルの運用を常に考える必要がありますね。
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